中古住宅の購入と気をつけるべきポイント

家の購入を考えた際に、戸建てにするかマンションにするかの検討もあるかと思いますが、中古にするか新築にするかの検討もあるかと思います。最近では、リノベーションなども言葉の流行やTVでもリフォームに関する内容が報道されたりと認知度が高まり、中古住宅を自分たちなりにリフォームをして住みたいという考えを持っている人もいて、中古住宅しか検討していない方も増加傾向にあります。実際に中古住宅を購入した人の購入理由は、立地・予算による影響が大きく、また、中古であっても状態良ければ購入をするという方が多いのが分かります。

 

エリアを絞るなら、新築と中古に拘らない

希望エリアが限定されている状態で、新築に拘っているとなかなか物件は見つかりません。立地という条件に拘られるのであれば、新築もしくは中古に拘らず探していった方がいいでしょう。中古住宅というと安いというイメージがあるかもしれませんが、実際に購入した人の理由を見ると希望エリアの物件だったというのが一番多い購入理由です。家が古いという理由で、中古戸建てではなく土地扱いとして売りに出てくるまでに少なくとも建築後30年以上は必要でしょう。そのため、既に完成しているエリアほど土地というのは選択肢が多いというのも少なくありません。

 

インスペクターを利用

中古戸建ては、耐久性や品質・耐震性に不安があるという方が多いのではないでしょうか。新築を購入した方に対する調査耐久性・品質については、25.7%の方が、耐震性については19.9%の方が不安に感じているようです(不動産流通経営協会「不動産流通に関する消費者動向調査)。経年変化に対する心配はもちろんですが、建築に対する専門知識がない方にとって分からないということに対する不安を持つことは当然だと思います。そこで最近注目されてきているのがホーム・インスペクションという住宅の診断です。建築の専門家が建物の状態を診断し、欠陥がないか、改修すべき項目があるかの調査を行ってくれます。調査に費用はかかりますが、気に入った物件があった際に安全のために調査の依頼をしてみるのも一つでしょう。

 

大事なのは購入前のリフォーム見積もり

中古住宅の購入を検討している方は、リフォームの実施を前提として考えている方がほとんどでしょう。手頃な価格だからと言って中古住宅を購入し、購入後にリフォームの見積もりをとってみたら予想以上に費用がかかり、希望するリフォームが出来なかったり、支払いが厳しくなってしまったりというケースも少なくありません。必ず事前に自分の予算で、どの程度のリフォームが行えるかを確認が必要です。費用の確認も一般的な価格ではなく、実際にそのお家でリフォームをした場合の費用の確認を行いましょう。家の細かなサイズや造り方によって、予想していた方法で出来ないために余分に費用がかかってしまうケースもありますので、しっかりとした見積もりを事前に取ることが中古戸建てを購入する上で大事なポイントになるでしょう。

耐震、制震、免震の違いとは?

地震大国と言われている日本では、住宅を建築する際に地震対策は不可欠と言われています。
地震対策の技術は日々進化しており、地震の揺れから住まいを守るための構造には3種類あります。
「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の3種類です。
コスト面や地震に対する強さがそれぞれ異なるため、予算との兼ね合いも考えながら、どの工法を
検討する必要があるでしょう。

 

耐震構造とは?

広く一般的に使われている工法で柱・梁・筋交いで揺れに強い壁を作り、金物で緊結することで、強力な体力壁を作り、地震の揺れに耐えられる構造を作る工法です。地震に対する耐久度はこの壁の量によって決まってきます。比較的にコストを抑えて作れるのが特徴で、揺れに対してはあくまで耐えるための構造なので、他の工法と比べると揺れが大きくなり家具の転落の可能性もあるため、転落や転倒防止対策をしっかりと行っておくべきでしょう。

 

制震構造とは?

制震構造とは建物の内部に地震の揺れを吸収するための制震装置を取り付けたもののことです。少し前まで制震装置の取り付けに数百万かかっていましたが、少しずつ普及が進むにつれ、コストダウンが進み、耐震構造と比べると高くはなりますが、比較的安価で取り付けが可能になってきています。耐震+制震の構造により、地震にも強く、地震の揺れも抑えた商品も生まれてきており、少しずつ普及が進んできてると言えるでしょう。

 

免震構造とは?

基礎に免震装置を設置することで、地盤と建物を切り離し、地震の揺れを建物に伝わりにくくする工法のことです。免震装置には、ペアリングや積層ゴムなどが使用されています。免震は大きな地震が起きても地震の揺れが建物に伝わりにくいため、大地震に強いと言われていますが、コストがまだまだ高いなど普及しづらい状況にあります。また、免震装置の設置自体が高いことと、地盤が強固でないと設置できないため、地盤が緩い場合は地盤の強化に費用がかかるため、更に高額になることも…。コストも高くまだまだ免震構造の普及には時間がかかるかもしれません。